注文住宅を建てる流れ

注文住宅ならではの「自由」と「安心」

注文住宅でも、建売住宅でも、「家づくり」は新しい「生活づくり」と言えます。

そこで大切になってくるのが、家づくりの全体の流れを知ること。この全体の流れを知ることが成功の第一歩になります。

 

1. まずは住まいの情報収集

家づくり、注文住宅、建売住宅、マンションを購入する場合、ほとんどの方がはじめて。

2度目の場合でも、最初の時とは、時間の経過に伴いさまざまな注意点が発生します。

そこで、大切になるのが、情報収集です。

とくに、注文住宅は「オーダーメイドの家」。そこで、根岸工務店では、さまざまな現場見学会やモデルハウスにぜひ足を運んでもらうように勧めています。

具体的には、家の仕様(外観デザイン、内装、住宅の工法、家の構造)・住宅設備、間取り、住宅デザイン、外観や内装のカラーコーディネートから配線などを確認してみてください。

特に、目に見えてわかりやすい外観や内装ももちろんのこと、目に見えにくい、家の構造、工法、担当する建築家、大工の情報なども注意を払うと良いです。

2. 住まいのイメージづくりとご相談

まずは、理想の住まいについて、ご相談ください。

インターネットの画像検索を利用してイメージに近い写真を集めたり、間取りへの要望や好きなデザインなどを書き出してみましょう。

そのときに大切なのが、家が必要な理由、欲しいと思う理由を見つめなおすということ。「家族が増えた」、「庭のある暮らしがしたい」、「やすらぐ家をつくりたい」「両親と幸せに暮らした」等々、家を建てたい理由はさまざま。

あなたの家を建てたい理由は何ですか?

迷った時に、この家づくりをしたい動機を思い出してください。すると、なにを優先するかの判断もしやすいのです。

 

3. 家族と話し合う

住まいのイメージづくりで大切にしてもらいたいのが、マイホームのイメージを家族と共有することです。

マイホームを建てる理由を元に、家族みんなにどんな要望があるか書き出してみましょう。

1,どのようなライフスタイルにしたいか?
2、家族の部屋は?
3、外観・内装の希望
4、必要な設備、不要な設備
5、10年後、20年後の家族のカタチ

このような事柄を元に、欲しいもの、必要なもの、不要なものを書きだしてください。
10年、20年の家族のスケジュールを立ててみてもよいかも。

夢を現実に置き換えることが家づくりの楽しさです。家族のきずなも深まるステップです。

お客様の思い描く「理想の家」を一つずつ形にしていける自由さが、注文住宅最大のポイント。根岸工務店では設計士がお客様と話し合いを重ねながら、ご家族がより幸せに暮らしていける家づくりをご提案しています。

4.土地さがしと敷地調査

希望エリア、広さ、価格、日当たりなどの希望条件を書き出してみましょう。気に入った土地が見つかったら、その土地にどんな建物が建てられるかも同時に検討すると良いでしょう。

ガス、電気、上下水道などのインフラの整備状況や、法令上どのような制限がかかっているかを調べます。

ポイント

現況確認や測量、権利関係、法規制などについて、包括的に調べる敷地調査を無料で実施します。

敷地環境・法令調査のポイントは次の5つ。

1,家を設計する上での問題はあるのか?
2,外観上、機能上の規制は?
3、近隣に対しての規制等は?
4、資金計画に組み入れる必須の項目?
5,家を建てる上での規制は?

特に、大事なのは、資金計画や予算取りに影響するもの。家を立てる上で必要な出費は事前に把握しておきましょう。

5.資金計画

家づくりにかかる総費用や、自己資金、住宅ローンの月々返済額からの借入額から、おおまかな住宅建築にかけられる総予算を把握することです。また、無理なく返済できる借入額を計算し、住宅ローンなどの金融商品の情報を集めます。

住まいには、さまざまな税金がかかります。諸経費や実費でかかるものは、この段階で把握しておきましょう。

ポイント

最近はさまざまな補助金があり、上手に活用すれば、費用の負担を減らすことも。最新の税制や補助金に関する情報をご提供します。相続、贈与などのご相談から、売却の査定、保険の見直しなども。
また、おトクな提携ローン商品もご用意しています。

 

5. プランや設備などのお打合せ

外観、間取り、内装などの希望を伝え、プランを検討します。

特にキッチン、ユニットバス、洗面などの住宅設備を検討するときは、実物を確認されることをおすすめします。

ここで、家族で話し合ったことを思い返し、設備の決定をしましょう。

現代風も、純和風も思いのまま。好みのデザインを形にできます。

建売住宅などは間取りが前もって決まっているため、ご家族によって異なる細かな要望を反映することが難しく、自由度は低くなってしまいます。一方、注文住宅の場合は、サンプルや図面を中心にお好みと予算に合わせてプランを決めていきます。自由度が高く、ご家族ならではの要望を叶えられるのが最大のメリットであり、楽しいところでもあります。

昔ながらの伝統建築から、モダンな家、内装のデザインに至るまで、あらゆるお好みに対応できるのが注文住宅の醍醐味と言えます。

根岸工務店の場合

注文住宅といってもデザインやお好みはさまざま。当社では純和風からモダンなテイストまで、幅広い商品ラインアップを揃えております。

そのなかには、これまで培ってきたノウハウや技術を結集した規格商品もご用意。コストを抑えながらも、さまざまなオプションを組み合わせることで、お客様のライフスタイルに合わせたプランを作ることが可能です。

 

6. 図面のご提案とお見積りのご確認

ご要望を反映した見積もり金額を確認します。

ご要望いただいた条件を満たしているか、見積もりに含まれていない項目がないかをしっかりと確認しましょう。

お見積りを提出する際には、プランはもちろん、外装、内装、設備などもある程度決まってきます。
また、建築費用だけでなく、引っ越し費用や火災保険料なども含めたトータルな資金計画をご提案します。

ポイント

下記のポイントを確認してください。
1,平面図の確認
(間取りの平面図の寸法は大丈夫か?平面図に問題はないか?窓等の縦横寸法と段差等は大丈夫か?)
2,仕上げ表の確認、
3、仕様書・設備図の確認
4,建物の構造概要書の確認
5、外観図面の確認(特に窓バランスなどの開口部の確認、近隣との窓位置関係は大丈夫か?)
見積りに関しては、特に資金計画書と照らし合わせて、抜けている項目がないか、別途項目は何か?
つまり、総額を常に意識してチェックしてください。

家族みんなが快適に暮らせる間取りを形にできます

「キッチンからリビングが見渡せる間取りがいい」「本がしまえる大きな本棚をリビングにつけたい」など、ご家族ならではのオリジナルな間取りやデザインが実現できるのが注文住宅です。

ご家族の行動パターンや趣味、休日の過ごし方など暮らしの情報をヒアリングして、ご家族が住みやすい家を形にしていきます。どれ一つとして同じ間取りの家はありません。あなただけのオリジナルのカタチです。

根岸工務店の場合

当社では、設計を行う前に「外観はどんなデザインにしよう」「リビングでどんな風に過ごそうか」など、ご家族のアイデアを教えていただきます。

お客様の好みに合わせ、もっとも得意とする設計士を選び、家具の好みや生活動線などを考慮しながら設計を進めていきます。

こうして、お客様の家づくりへのご希望、生活導線、家具の好みなどを把握したうえで、お客様と話し合いながら設計を進めていきます。

 

7. ご契約

プラン、見積もり金額、工期などが希望条件を満たしていることを確認して、建築工事請負契約を結びます。

契約の際には、契約金の他に、建築確認申請などの申請業務に必要となる図面の作成費や申請料(代願料)が必要です。契約前にする作業として重要なのは、『完成までの詳細なスケジュール』を把握しておくことです。
この完成・竣工までの流れとスケジュールを把握しておこないと、段取りがうまくいきません。
そして、次に重要なのが、支払条件と住宅ローンの決定です。
融資申込みはいつするのか?つなぎ融資はかかるのか?融資の段取り・流れは?という事柄を契約前につめておきましょう。

契約前にしておく6つのこと。
1,家の完成・竣工までの詳細なスケジュールと流れを把握しておく。
2、住宅ローン(住宅融資)の流れを把握する。(融資条件等の決定)
3、支払条件の決定。
4、建築確認申請の手続きと提出時期
5、契約後の配線打合せ、詳細仕様・設備打合せ、カラーコーディネートの打合せ、
6、詳細設計決定までのスケジュール。

 

8. 地盤調査

建物の配置が確定したら、地盤調査を行ないます。

地盤の状況に応じて必要な地盤補強工事をおこないます。

 

ポイント

地盤保証20年。地盤調査の結果は、地盤調査報告書にまとめてご説明します。

9. 着工前お打合せ・解体工事

建具の開き勝手、収納内部の計画など、詳細な設計計画を決定していきます。実物サンプルなどを取り寄せて、素材感や色も確認します。

近隣の挨拶、引越しの準備など抜かりなく行いましょう。特に大事なのが、解体前打合せでは、「残すもの、残さないもの」を決めることです。

ポイント

設計担当、インテリアコーディネーターなどの専門スタッフを交えて、詳細な打合せを実施します。
また、CADデータと連動した3次元CGをご利用いただけば、完成イメージをわかりやすくお確かめいただくことができます。

10.地鎮祭・着工

必要に応じて、既存建物の解体工事や、擁壁工事などの一次造成工事をおこないます。

また、基礎工事着工に先立って、工事の安全を祈願する地鎮祭や、近隣へのごあいさつをおこないます。

ポイント

地鎮祭の手配もおまかせください。

11. 各種工事

着工後は、建設担当者が工程ごとに入念な検査をおこないます。

丁張り検査、配筋検査、基礎完了検査、構造体検査、断熱検査、造作検査、竣工検査と、計7回におよぶ検査は、お客さまにも立会いをおすすめしています。

着工にあたり大事なのが以下のポイントです。
1,建物配置確認
2、水道・電気・ガスの打合せ(特に引き込み工事について)
3、基礎工事について
4、工事時間と工事のポイントについて
5、近隣配慮について

テイストを合わせつつ、機能にもこだわり。設備も自由に選べます。

壁や床などの建材、さまざまな設備やインテリアを自由に選べるのも、注文住宅の楽しさの一つ。「リビングの照明は、落ち着いた色やデザインの●●社製にしたい」といった、細かなこだわりを反映させることが可能です。

キッチンの蛇口ひとつとっても、手を触れずに水を出すことができるものや、浄水機能付きのものなど、機能もデザインもさまざまです。家全体のデザインテイストに合わせつつ、ご家族にとってより快適で便利な機能のものを選んでいきましょう。

根岸工務店なら

多種多様な設備商品のなかから、お客様自身がベストのものを選ぶというのは難しいものです。

当社では全体のバランスや、お客様のお好みを理解した設計士やコーディネーターが、オススメの商品を絞り込み、そのなかから選べるようにご提案をしています。

家具であれば、社内の家具職人が食器の厚みや量に合わせた収納しやすい棚をお作りすることも可能。もちろん、お手持ちの家具のサイズに合わせた置き場所も設計に反映していきます。

 

12. 上棟

柱、梁などの構造体を組み立て、棟木を上げます。

ご希望に応じて、竣工後も建物が無事であることを祈念する上棟式をおこないます。

屋根ができた段階で、中間打合せをしましょう。内部の造作・大工工事が入る前に、配線等の再点検が必要です。また、工事をしていただいている大工さん、各種職人さんへの挨拶も必要なことです。
施主自ら心配りをすれば、気持ちのよい作業をしていただけますし、よい家が完成します。

工程や建材が見えるからこその「安心」

暑さ寒さや快適性、耐久性など、住宅の性能については、竣工してからでは見えにくい部分が大きく関わってきます。根岸工務店では、お客様に工事中の現場へお越しいただき、建築過程や建材を確認していただくなど、「安心の施工」を心がけています。

建売住宅と違い、施工の過程がわかります。

既に完成している建売住宅の場合、どんな人が建てているかを見ることはできません。また、使っている建材や工事方法などのチェックを行うのも困難です。

一方、注文住宅の場合、工事中の過程を見ることができるのが大きな違いです。現場に入っている大工や職人の働きぶりや、建材を確認することで、大切な新居への安心感や信頼感が高まっていきます。

根岸工務店の場合

当社では、工事期間中に最低5回、お客様による立ち会い確認をお願いしています。完成すると見えなくなる部分をご覧いただきながら、設計士や担当大工からご説明しています。

また立ち会い確認以外でも、工事中の現場は自由にご覧いただけます。その際、ご家族やご親戚の方などの同行いただくことも可能です。

13. 引渡し前立会い

工事がすべて完了したら、お客さまに立ち会っていただき、建設担当者から建物の説明をします。

 

14. お引渡し

鍵や保証書を受け取り、いよいよ新居での生活がはじまります。

建物の表示登記と所有権保存登記の他、住宅ローンを利用される方は抵当権設定登記もおこないます。

ポイント

住宅ローン控除を利用される方は、翌年の2月から3月にかけてご自身で確定申告をおこなう必要があります。
確定申告に必要な書類や手続きについてもアドバイスいたします。

下記のポイントをチェックしてください。
1,外壁・外部サッシ・玄関ドア等
2,内部造作・クロス・内部設備
3、給排水状況・ガス・電気状況(建物外部・内部)
4、床・壁・天井
5、内部ドア・内部建具・収納等のチェック
6、水周りのチェック
(お風呂、洗面、キッチン、トイレ等)

15. ご入居

電気・ガス・水道などの開栓や、転出・転入の届け出もお忘れなく!ここでの作業は登記手続きや各種引越しに伴う手続きがあります。
家が完成し、入居したときの喜びはひとしお。満足な家づくりをしましょう。

ポイント

お引っ越し、火災保険・地震保険なども、

16. アフターサポート

住まいは大切にお手入れすれば、より快適に、より長くお使いいただけます。

50年にわたる定期的な無償点検と、最長50年の保証体制「ロングライフ50」でお客さまの暮らしをサポートいたします。

最長50年保証+長期50年点検の安心を。

長く、愛着を深めて暮らしていただきたいから。最長50年まで、主要な構造体、雨水の浸入防止、シロアリによる被害を保証します。

※2018年5月 ただいま、大変多くのお問い合わせをいただいております。折り返しが遅くなることがございますが、何卒ご了承くだいますようお願い申し上げます。