トイレやキッチンなどの水回りのリフォームをご検討の方であれば、例えばトイレだけのリフォームを行うよりも一緒に、お風呂や浴室、キッチンなどの水回りもセットで販売しているチラシなどを見かけます。
これらの水回りの同時リフォームはお得なのでしょうか?
リフォームでは、いくつかの場所はセットでリフォームをするとお得な場合があります。
水回りについては、他の場所とは違い、同時に行うことで費用抑えることが可能であるです。
今回は水回りリフォームをご検討の方向けに、同時に行うメリットについてご紹介をいたします。
リフォーム費用が安くなる理由
リフォーム費用というと、設備の費用だけと考えてしまいがちです。
しかし、実際にはそれらの費用の他にも職人の人件費も入っています。
人件費の計算は職人一人当たりに対していくらかという計算になります、例えばトイレのリフォームで半日の作業であっても、その職人の一日の時間を拘束することになるため、1日当たりで計算されてしまいます。しかし、トイレとキッチンのリフォームを同時、浴室も行ったとしても、それらが1日の作業であれば、人件費は1日分で済み、3つ別に作業したのと比べると大変リーズナブルにできるのです。
水回りではありませんが、良くセットになるのが外壁塗装と屋根の塗り替えや葺き替え。これは足場代にあります。
セットでやる場合、足場代が1回で済むため、同時に行う方が多いです。
もちろん、これは1つ例で、微々たるものに感じるかもしれませんが、全体で見たときには非常に多く予算を抑えることが可能になります。
工期の短縮
水回りのリフォームには、複数の工事が必要になり、お風呂のリフォームだけを行う場合であっても3週間単位の時間が掛かることになります。
では、浴室とトイレ、キッチンなどの水回りをセットでリフォームした場合においては、単純に3週間×場所の期間が掛かるということはなく、大きく期間を縮めることが可能です。
例えば、解体工事では、キッチンだけではなく、トイレなどの水回りもセットで解体することで、作業を効率よくこなせますし、また壁の裏側での作業なども同時に行うことが可能です。
このように、家の中のリフォームは全体で見たときには、複数同時に行うことで、作業効率が大きく向上し、工期の短縮につなげることが可能になります。
排水管のメンテナンス
排水管は、経年劣化によって水漏れを起こすことが多々あり、キッチンのリフォームだけで考えた場合に、排水管をそのまま使うことになってしまいます。
しかし、排水管は長くても20年で交換したほうが良いと言われています。水回りのリフォームをするのであれば、交換も検討するとよいと思います。
せっかくリフォームしても、排水管から水漏れを起こしてしまっては、再リフォームで無駄な費用が掛かってしまうかもしれませんね。
まとめ
水回りのリフォームだけでなく、家を建ててから各所のリフォームを計画的に進めてください。
リフォームは決して安い買い物ではないですが、お家を長く保たせるための大切なメンテナンスです。できる限り無駄なコストを省き、お客様にとってお得なリフォーム、後から困ったが起こらないリフォームを計画的に行いましょう。
予算や、寿命の関係で複数の箇所を同時に行うことは難しい場合もありますので、まずはご相談ください。
※2018年5月 ただいま、大変多くのお問い合わせをいただいております。折り返しが遅くなることがございますが、何卒ご了承くだいますようお願い申し上げます。

