家づくりを行う際に、誰もができる限り安く良いものをと考えるかと思います。
もちろん、安くて良いものを建てることが望まれることかと思いますが、何でもかんでも予算を値切ることをしてしまうと、肝心なところまで予算を削ってしまい、結果あまり良くない家となってしまいます。
そこで今回は、家造りの際の値引きの注意点についてご紹介をいたします。
値引きは良いこと?
家造りだけでなく、どんなことにも予算がありますね。
そのため、やりたいこと、叶えたい夢を実現したい時に、予算の中に納まる1つの手段として値引き交渉があります。
値引き交渉自体は悪くない事ですが、あまりに多くの値引きがあった場合には注意が必要です。
大幅な値引きの交渉は、何かしら作業工程を省く必要が出てくるため、そういった説明をさせて頂いております。説明が無く、お客様との交渉をその場で収めたいがため、承けた値引きは、場合によっては、目に見えない場所に反映されてしまいます。釘の数、耐震、断熱、などなど。
真に住み心地の良い家は、見えない部分も大切にすることだと考えている根岸工務店では「見えない場所こそ、もっとも大切な場所」という理念で施工しております。
安かろう悪かろう
某大手ハウスメーカーでは、家造りで予算を大きく削った場合、最初に削るのが断熱材を入れないという選択です。
断熱材が入ってない場合、その家はたった26年程度が寿命になり、結果的には大きな損失と言えます。
そのため、基本的には安かろう悪かろうになると言う認識を持ったうえで、値引き交渉を行う必要がありますが、実際には、質を下げずに行うことも可能なのです。
シミュレーションで不要な部分を削る
インターネットで各メーカーでは、ユニットバスやトイレなどをシミュレーションできるサービスがあります。
自分たちに必要のない設備を削ることで、大幅な値下げができます。
例えば、トイレの便器などの設備を全体的にグレードを落とすことで、どれくらい安くなるかシミュレーションすることで、総額を下げることが可能ですし、また質を落とさずに行う方法を施工会社に確認することで、良い提案を貰えることかと思います。
値引きのリスクを把握
値引きをすると言うことは、その分”何か”を削ることに繋がります。
中には10年持てば良いという家造りを希望される方もいらっしゃいます。そのようにお客様の要望があれば、必要な耐震や耐火、そのこととで起こるリスクをお伝えし、ごなっとくいただければ、ある程度の値引きも可能です。
根岸工務店は、お客様を第一に、ご要望に応えてまいります。
※2018年5月 ただいま、大変多くのお問い合わせをいただいております。折り返しが遅くなることがございますが、何卒ご了承くだいますようお願い申し上げます。
